「ゆとり」というお客様

「今の若い人はこれだから」

これまで何度も耳にしてきた。

年配者からの「今の若い人は~」が指すのは=「ゆとり」のこと。

「ゆとり」が生まれた原因を「ゆとり」が考えてみる。

 

ゆとりとは?

・指示が無いと動かない

・すぐにやめる忍耐力の無さ

・上司の誘いを断る=プライベート優先

 

ゆとりの原因は?

 Wikipedia 抜粋

2002年からは知識偏重から脱却し、思考力を重視した学習指導要領が実施され「総合的な学習の時間」の新設、教科書内容に討論、発表、調査などを多く盛り込むなどの大幅な改革が行われた。マスコミなどは2002年の学習指導要領を指してゆとり教育と呼称するようになったが、文部科学省はゆとり教育との言葉を正式に用いておらず、あくまでマスコミの造語である。

 

本当にこの「ゆとり教育」が原因だろうか?

時代背景が影響していると思っている。

 

個人的見解

第二次世界大戦後は生きること、食べていくことが苦しい時代だったため、食べないと死ぬという危機感を持った人が多く、その結果、高度経済成長という波を作れた。景気も上向き人口も増加した。

戦後の人達がもし、ゆとり世代だった場合、果たして高度経済成長を作れただろうか?

 

私たち「ゆとり」は高度経済成長が終わり、バブルがはじけた頃に生まれた。日本という豊かな国ではバブルがはじけても小学校、中学校は嫌でも学校に行ける。

 

豊かな国であるがために、ゆとり世代は「生活出来ていることが当たり前」と思っているので、生活に出来ていることに危機感が無い。それは仕事にも表れる。お金を貰うことに、責任感の無い仕事の結果、入社後にすぐやめる人も多い。仕事をやめても、親を頼れば生活出来ると考えであるため危機感0である。

 

戦後の生活が苦しい時代に生まれた子達は、親の苦しい姿を見て、親を楽にさせようと思ったはずである。甘えずに育ち親元を離れ、その後、家族を作り独立。子供には楽をさせたいと思い、過保護になっていった。そして時代と共に過保護は加速。

 

その結果、「モンスターペアレント」や、たまに噂に聞く子供が仕事を休むのに「親が職場に電話をする」。親は先回りして子供のハードルを取り払い、子供は乗り越えるハードルを失い、安全に過ごす。

 

生まれた時から過保護状態がずーっと続いているため、社会人になってハードルを与えられると、乗り越えれないことに現状を打破しようとは思わない。

そして「この会社嫌だなぁ」と思い、親を頼り仕事を辞める。

 

丁度、私達「ゆとり」の学生時代には、ニュースでよく取り上げられていた話題がある。労働基準法と体罰のこと。

 

 労働基準法について:ニュースで、労働基準法違反の問題を見て8時間しか働かなくて良いと刷り込まれているし、定時で帰れると思ってしまう。

定時以上の仕事をすることが損しているように感じてしまう。

 

体罰問題について:ゆとり世代の生徒は教師より守られた存在だったと思う。体罰問題が取り上げられ、なおさら拍車がかかる。宿題をしないとヤヴァイというのも罰が無いことから。危機感は失われ、宿題をしなくてもいいかとなっていく。ゆとり世代の子供は生まれて社会に出るまで、常にお客様だった。

 

まとめ

☆指示が無いと動かない→動かないのでは無く動き方が分からない

⇒だって今までお客様だった⇒だから、逆の立場にあることを教えることが必要


☆すぐにやめる忍耐力の無さ→危機感が無い

⇒だって今までお客様だった⇒だから、危機感を与えないといけない


☆プライベート優先→8時間以上の労働は損

⇒だって今までお客様だった⇒だから、頑張った先の将来を伝えないといけない。

 

「ゆとり」=「生まれてずーっとお客様だった人」である。

そういう私も「ゆとり」です。